月刊マガジン電子版、修羅の門掲載せず!?
月刊マガジンが電子化が大々的に発表されたのは、つい先々月だか、その前だかのことだ。あの分厚い雑誌を持ち歩かずにすむし、電車の中でおっさんが読んでいても恥ずかしくない! と喜んだのもつかの間、月マガの代表作でもある「修羅の門」が掲載されないことになった。
なんとかその決定が覆されないものかと期待したが、そんなことはなく4月号(3月発売分)では予告通り修羅の門は掲載されなかった。
講談社の思惑か、書籍を売りたい書店の圧力か、著者の拘りか・・・理由は定かではない。
とりあえず、そのことそのものも納得いかないが、さらに納得いかないのはその値段。
紙の雑誌と同じ値段ではないか! ・・・おかしくないか?
紙の雑誌は再販制度で販売価格が守られている。
電子書籍はその再販制度の適用外ではあるのだが、雑誌の一部を切り取って電子書籍で販売するにあたり同じ値段、つまり実質的にさらに高く売る、というのはありなのだろうか?
なんだか、各々が好きなように権利を振り回している、そんな感じがするのだけどどうだろう?