Yamax Monorogue

デジものレビュー中心で徒然なるままに・・・

政治家の目線。その先にあるものは? 〜安保法案に思う〜

前々から、同じような話は出てはいたものの、この記事にはちょっと愕然とした。

違憲かどうか、という話については、一介の政治家が「合憲だと思う」と言い切るのもどうかとは思うものの、以下の記事で語られるように、政治家が憲法学者の言うことを聞かなければならない道理もなく、とりあえず脇に置いておく。

個人的には、このまま法案が通って、それに基づいた行動を取った瞬間に訴訟が起こることがわかりきったような法律もどうかとは思うけども。

それよりも前の記事。

記者の憶測混じりとは言え、国内での議論もなしに海外で約束してきて、それを果たすために強行採決、というのは如何なものか?

「米国の戦争に巻き込まれることはあり得ない」とか「危険と判断されれば撤退する」とか、本当にそんなことができるというのであれば、「夏までの成立は無理」と前言撤回するくらい朝飯前であろう。

この辺の記事をみれば、日本だけが今までと同じ状態でいられるわけではないことは理解する。

しかしながら、それと集団的自衛権の拡大解釈は必ずしもリンクするものではないし、ましてや、反対派を説得するどころか、真っ正面からの議論しようとしない、独自の解釈だけで物事を進めようとする人達にこそ、安易に持たせてはならない権力だ。

最近見かけたとあるサイトにて。

男の子(4歳)が段ボールで剣を作って「せんせい!みて!」と見せてくれたので「おぉ、すごい!誰をやっつけるの?」と聞いたら「だれを やっつけるんじゃない!だれを まもるかだ!」と答えた。僕は何だか恥ずかしくなった。その気持ち大切にしてほしいな。

「あかん。惚れた…」これが普通なの!?最近の”今どき保育園児”が、大人をいとも簡単にドキドキさせて来て吹いた-Cadot(カド) |

 どんな戦争だって、その国それぞれの正義を掲げて戦う。

世界の裏側でそれが起きたとき、日本が守るべきは所謂”西側世界の秩序"なのか?

前にも紹介したが、この本に書かれていることはその答えの一つだと思うし、集団的自衛権を振りかざすより、日本の安全に繋がると思う。

「イスラム国」よ

「イスラム国」よ