DMM mobileでPocket Wifi
現在、auのiPhone6を使用しているのだが、mineoへの乗換を検討中。
キャリアメールはほとんど使っていないし、価格面で大幅に安くなるのだが、ネックは外出先でのテザリング。
腰を落ち着ける先を選べば無料Wi-fiも充実してきたが、図書館などではまだ備えていないところも多い。
ということで、格安SIMでモバイルルーターを運用できないか検討することに。
【LTEのモバイルルータは結構なお値段!】
auとmineoの運用差額を考えれば数ヶ月でおつりが来るじゃん!と言ってしまえばそれまでなのだが、初期投資としてはそこそこのお値段。
うーん、どうしよう・・・と思いながら色々調べていたら、「LTEのSIMって3G端末でもつかえるんだ!」ということが判明。LTE端末で、3Gしか電波がなければ3G運用になるのは認識済ではあったものの、恥ずかしながら、3G端末では全く使えないモノ、と思い込んでいた。(mineoのau系SIMは3Gは使えないそうである)
と、言うことは。
手持ちのPocket Wifi(emobileで使っていたもの)が使えるじゃないか!
ちなみに手持ちのPocket Wifiというのは以下の2つ。
・Pocket Wifi (GP02)
・Pocket Wifi S (S31HW)
【格安SIMを入手!】
正直、自分が外出先でPCを使用する頻度はそんなに高くないし、わざわざ外出先で動画を見るようなこともない(見るときはiPhoneにダウンロード済のモノ)。
そもそも、3G運用なのだから、通信速度もさほどこだわりなく・・・ということで、ほぼ値段だけでDMM mobileのSIMを購入。
1GBで590円/月(税別)。
使わなければ翌月容量は繰越。
データSIMは利用開始月の月末を超えれば解約金なしで辞められる。
なにより、上記SIMをAmazonで540円(記載時の値段)買うと、通常3,000円くらいする初期費用が掛からない。
実はGP02はDMM mobileでは使えない、といったブログも散見(使っている、というブログもある)していたのでちょっと躊躇したのだが、ダメでも千数百円の出費ですむ、ということでLet's Challenge!!
【まずはGP02から】
結論から言うとダメでした。
厳密に言うと一応繋がるのだけど、全くもってスピードが出ない。高速データ通信をオンにしてみても、スピードは上がらず・・・
他の方のブログで言われていたブツ切れの状態なのか・・・
なにか設定がダメなのだろうか?
【S31HWで試してみた】
こちらは比較的良好。
現在、このブログも試験的にS31HWで繋ぎながら書いているのだけど・・・
高速モードオフの状態で、HUAWEIやAmazonのサイトを参照しながらでも特に問題は無し。
あ、一つ問題というか、不思議な現象が。
はじめに低速モードで繋いだときに、ブログ上部のツールバー?がグレーなだけで何も表示されず、ユーザー名からプルダウンで「記事を書く」などの選択ができず。高速モードでつなぎ直すと出てきて、以降、低速モードにしてもちゃんと表示され機能している。
もっとも低速モードだと3日間で366MBを超えると更に低速になるとか。
画像のアップとかを繰り返していると意外と超えてしまうかも。
・・・というほど自分はブログの更新はしていないが(苦笑)
【S31HWの詳細?】
もうちょっと詳しく。
まずはAPNの設定について。
「設定」>「無線とネットワーク」>「モバイルネットワーク>
「アクセスポイント名」>下部のメニューボタン(ホームとか戻るボタンと同じ、ハードウェアにあるやつです)>「新しいAPN」で設定したのは以下の項目。
・名前 (DMM、とか適当。自分が認識できればそれでOK)
・APN : dmm.com
・認証タイプ : PAPまたはCHAP(デフォルでそうなっていたと思う)
なんと、それだけ。ユーザー名やパスワードもなし。MCCやMNCなどデフォルで入っていた数値もそのまま。
接続スピードを測ってみると・・・
(シンプルでなんとなくお気に入りのUSENのサイトにて)
・低速モード
・高速モード
これを充分とみるかどうかは用途次第、といったところだけど、自分の使い方では問題なしです。
【S31HWの問題点?】
問題点というほどではないが、残念なのはせっかくAndroid端末なのに、DMM mobileのアプリに対応していないところ。Android2.2だからしかたないか・・・
ちなみに残容量の確認や高速モードのオン・オフ、追加容量のチャージは当然ながら当該SIMを搭載している端末のみでしか出来ないわけではないので、自分はiPhoneにアプリを入れて、そちらからコントロール。
本当の問題はバッテリー。
今日、テスト的に使用しているところ、約2時間の連続利用で、S31HWのバッテリは30%を切っている。接続元となっているMacbook Airはバッテリ残70%。
iPhoneでテザリングする場合はUSB接続にしておけば、Macbookのバッテリの減りも軽減される。(iPhoneへの給電よりもWi-Fiの利用の方がバッテリを喰うらしい)
S31HWはWindows・LinuxであればUSB接続でのテザリングが可能らしいが、Macでは不可。
S31HWの方は、別途大容量のバッテリも持っている(だいぶヘタっているかもしれないけど)し、モバイルバッテリで何とかなるけど、Macはねぇ・・・
アダプタも持ち歩くとなると、また荷物が増える・・・