Yamax Monorogue

デジものレビュー中心で徒然なるままに・・・

「真実」と「主観」?

さてさて、3月になりました。

先日ポチったNuans NEO、早く来ないかなぁ・・・と思いつつ、情報収集をしていると・・・2ちゃんねるのNEOの板にたどり着きました。

正直、言葉遣い等々、自分にとってはあまり心地よくない空間なのであまり立ち寄ることはないのだけど、乏しいNEO情報を集めるために・・・と思ってしばらく読んで見ることに。

ま、既知のとおり、情報は玉石混合だし、なにもそんな攻撃的にならなくても・・・という感じ。

特にNEOの厚みに関するやり取りがなんとも・・・

メーカーはその厚みに関して、
 ・いまの「薄さ競争」は意味がない。
 ・そこそこの厚みがあるほうが持ちやすい
 ・厚みがあるからこそ大きなバッテリーが積める
・・・といったことをその理由としており、擁護派も確かにその通り、といった感じ。

対して、それに対する突っ込みは・・・
 ・薄くできない技術力のなさの言い訳に過ぎない
 ・NEOより薄くてバッテリ容量が大きいものもある
・・・といったもの。

まあ、突っ込む側が言うこともわからないではない。

しかし!

擁護派・買う側からすれば「そんなことはわかってるよ!!」もしくは「そんなことはどうだっていいんだよ!!」である。

厚みがあることも、バッテリ容量がどのくらいなのかも、写真やスペック表でわかることである。
「厚みがあることに納得すること」と「厚みがある理由に納得すること」は全く意味が違う。厚みがあっても構わない人にとって、厚みの理由がなんなのかはどうでもいい。

もちろん、「ほかのところはいいんだけど、この厚みがなぁ・・・」と悩んでる人にとっては、「この厚みがあることでバッテリの持ちがいいんだ」というような利点があるほうが納得しやすい。

いずれにせよ、「見てわかること」はわざわざ突っ込まれなくたってわかるのである。
「厚みがあること」は事実でも、「厚みがあるからダメ」はただの突っ込み側の主観でしかない。

主観を述べることは全く問題ないが、主観をもって批判してもなぁ・・・という気がするのである。ましてや相手はその主観に反対意見をもっていることが明らかな購入者・擁護派である。議論がかみ合う訳がない。

ま、これが2ちゃんねるだ、と言ってしまえばそれまでなのだけど。

ついでと言ってはなんだが、ちょっと気になった以下の記事。

いろいろ専門的な要素もある日経のIT Proの記事である。
「やっぱりデザインが良くても技術的には残念なのか・・・」と思わせるタイトルである。

しかし「ミスマッチ」に関する中身をかなり大雑把に要約すると・・・
 ・NEOは自由が丘が似合いそうなデザインだ
 ・でも自由が丘が似合う人はiPhoneをつかっている(だろう)
 ・WindowsPhoneはガジェット好きな人だけだろう
  (本文中では”「テッキー」(テクノロジー好き)”という言葉)
 ・ハイセンスな人はWindowsPhoneを使わない
 ・だからデザインと中身が「ミスマッチ」である

・・・どうだろう?

単純に「WindowsPhoneは一般には馴染まない」ということをかなり回りくどく表現しただけ?

「せっかくならAndroidのように馴染みやすいOSにしておけばもう少し売りやすいだろうに・・・」というのはわからなくもないが、WindowsPhoneのレビューでそう言われても・・・

この外観のみにこだわるような記事は、それこそ「IT Proの読者にミスマッチ」ではないのだろうか?

そもそも、猫も杓子もiPhoneを持っている中、「自由が丘が似合う人」=「iPhoneを使っている」ってなんだそれ?
「”テッキー”はデザインなんてどうでもいいでしょ?」って言いたいのか?

・・・まあ、他人の文章を批判することが趣旨ではないので、この辺で。

【まとめ?】

タイトルと文章が「ミスマッチ」?な感がなくもないが(笑)
今回、NEOの情報種集中、たまたま出会った文章で前述のようなことを考えさせられたわけで・・・

じゃあ、自分がこれまでブログやTwitterなどで書いてきたことが「主観による批判」をしていなかったかと言われるとはなはだ自信がないし、捉えようによっては、この文章もそうだといえなくもない。

これを機に、というわけでもないが、文章を書くときは自分でも気をつけていくことにしよう。