Yamax Monorogue

デジものレビュー中心で徒然なるままに・・・

Ployer MOMO7Wを使ってみた(その5)

Bluetoothキーボード HB2000 の話(その2)】

[キーが足りない!?]

以下の写真の通りである。

アンダースコアを入力しようとして・・・?

「ろ」がない!

ちなみに前回の記事の写真を見ていただければ分かると思うが2のキーの記号はダブルコーテーション。実際刻印どおりに機能する。つまりはこれは日本語キーボード(ちなみにAmazonの商品は英語キーボードっぽい)のはずなのに・・・

あれ?と思いつつ、円マークを出そうと"¥"が刻印されたキーを叩くと・・・閉じカッコ(全角だと"」"、半角だと"]")。なんだこれ?

f:id:yamax_z:20150503095611j:plain

試しにshiftやalt、fn、commandなどと同時押しを一通りやってみたのだけど、結局アンダースコアや円マークは出す事ができず(@は刻印とは違うキーで出た)・・・

自分はATOKを使用しており、"あんだーすこあ"で変換すると出てくる(標準IMEでは出てこない。"えん"はどちらも変換可)が、そうは言っても使いづらいことこの上ない。

[iPhone6で検証すると・・・]

iPhone6ではどう動くのか、取り急ぎ接続してみた。

接続そのものは特に問題はなく、普通の英語キーボードとして認識。shift+「2」で"@"、shift+「へ」で"_"等々。

・・・ということはキーボードが発しているコードは通常のものと変わらない、ということだ。

[言語設定を英語にしてみる]

ならば、英語しか使えない状態にしてやればOKなのか?

ものは試しということで、コントロールパネル>時計、言語、および地域>言語の追加 で英語を追加。

f:id:yamax_z:20150503165636j:plain

日本語化するときも思ったが、ダウンロードしてからインストールするまでやたらと時間がかかる。気長に待つといつの間にか終わっているので、必要なのかどうかよく分からないけどとりあえず再起動しておく。ちなみに英語環境では、米・英・濠などが選べるが、なにかキーボードが違うのかな?

それはさておき、英語を最上位にして入力してみると・・・shift+「2」で"@"。
思惑通り、英語キーボードになったようである。

[言語を簡単に切り替える方法]

とは言え、いくつかの記号を打つためにコントロールパネルの言語設定を弄っていたのではあまりに面倒。簡単に切り替える方法はないものだろうか・・・と探ってみる。

日本語のIMEを切り替えるにはキーボードの地球儀マークでOK。あまり必要とする人はいないと思うのだが、自分の場合はATOKMS-IMEの切替が出来る(実際には切替て使いたいわけではない。MS-IMEを削除するとソフトウェアキーボードが上手く動いてくれないので残しているだけ)のだが、英語環境に切り替わってくれるわけではない。

ちなみにiOSに繋げた場合に日本語入力が出来るように切り替えるのはcommand + スペース。特に根拠がある訳ではないのだが、MOMO7Wでもやってみた。

・・・Bingo!!

f:id:yamax_z:20150503171439j:plain

つまり、日本語入力と半角の直接入力を切り替える際に、普通は「半角/全角」のキーを押すわけだが、その代わりにcommand+スペースを押す感覚で、日本語と英語の環境を切り替えられる、という訳だ。

これならばアンダースコアや円マーク(実際にはバックスラッシュ)も含めて、普通に使える。もちろん、刻印と実際に入力される文字が違う、という問題はあるが、iOS含めスマホタブレットで入力しようとしたら、日本語キーボードが英語キーボードとして認識されるというのはよくあること。入力出来ない事に比べたら些事だ。

これでどうやらこのキーボード、お蔵入りにしなくて済みそうだ。
Amazonで買えば元々英語キーボードなのでこんな煩わしさは無いかもしれないが・・・
価格を重視するかどうかはお好みで。