Yamax Monorogue

デジものレビュー中心で徒然なるままに・・・

「平和安全法制」は"レッテル"ではないのか?

今さらながらこの話題に触れたくなったのは、このポッドキャストを聞いたから。

大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹メインディッシュ」

5月15日 鎌田實さんの回(MP3

平和に資する、というのはこういうことを言うのであって、武力で相手を黙らすのは、一時しのぎの安全確保でしかない。
無論、それに意味がないとは言わないが、狭義の防衛のための戦争であればいざ知らず、ノコノコ出かけていってまで力を振るうのは、将来への禍根は残しまくり、ということになりかねない。

エリア88という漫画に以下のような台詞がある。

「安全と平和は意味が違う…
日本以外のすべての国が血まみれになっていようが、
日本が絶対にそれにまきこまれない状態…それが安全だ!!
平和というのは日本を含むすべて…
少なくとも地球上であらゆる争いが起きない状態をいう。」

地球上すべて、というのは言い過ぎだとしても、「平和を目指す」のと「自国の安全を謀る」のとでは意味が違う。ましてや昨今の戦争は、安全確保ですらなく、「自国の利益のため」という色合いが強く見える。
日本は本当の意味での「平和に向けた活動」を行える国でありたいと思う。
 
自分もまだ読み終えていないが、鎌田先生が書かれた以下の御本。
一読の価値はある。(印税はすべて難民支援等へのチャリティになるそうです)
「イスラム国」よ

「イスラム国」よ