Yamax Monorogue

デジものレビュー中心で徒然なるままに・・・

Amazon Echo Dotを買ってみた!

AmazonからEcho Dotの招待状が来た!
・・・と言っても、初めは気づいていなかったらしく、「あと24時間で権利を失います」的なメールが届いて、本当に買うかどうかは決めかねていたので、慌てて「はて、どうしよう?」としばし考えた結果、とりあえずこの手のものは触ってみねば・・・と買ってみた次第である。

既に使い方はいろいろ紹介されているので、自分なりの感想をば。

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Echo Dotはミニジャックで出力できるので、ミニコンポ等と繋いで使用可

 【いきなり総評】

まだまだ発展途上感は拭えない。

連続した操作においても、都度「アレクサ!」と呼びかけ無ければならなかったり、そこそこご認識したり、調べ物はGoogleアシスタントやSiri(どちらもスマホ)の方が賢かったりで、音声だけのフィードバックでは難しいものもあるのはわかるが、やっぱり「これは便利!」とか「これは楽しい!」とか言えるものはまだまだ少ない。

スキル(スマホで言うところのアプリ)も、立ち上げていると日本語の認識力が落ちる(ような気がする)し、終了が上手くできなかったり、

でも、音楽を声だけで操作したりしていると、思わず「アレクサ! テレビ付けて」と言いたくなった自分がいたことを考えると、方向性としてはありなんだろうな・・・と思う。
自分に合わなければ、最悪メルカリで売ってしまおうと思っていた(実は定価程度では売れることは確認した上で購入した・・・失礼!)のだが、どう発展していくのか、見てみたくなった次第。

さらに言わせてもらえば、もうちょっと流暢に話せると良いのだが・・・
目指せジャービス


【音楽再生の特筆すべき点】

AmazonMusicで作成した自分のプレイリストも呼び出し、再生が可能。
「アレクサ! プレイリストの××××を再生して」と呼びかければOK。
ただし、プレイリスト名はある程度認識しやすい日本語にしておく必要があるっぽい。
初めに「Favorite」をアルファベット読みして「ふぁぼりて」というプレイリストを作ってみたのだけど、何度呼びかけても認識して貰えず・・・

どうやら推測するに、「聞き取った言葉を日本語データベースに照会して一番似通った言葉として認識する」ということをやっているのだろう。
もともと日本語に存在しない言葉は認識しがたい、ということかと。

あと、時々普通に「アレクサ! 音楽かけて」と言っただけでも「すみません、上手くいきませんでした」と帰ってくることがある。
取り敢えず、スマホのアレクサアプリから一度再生してやると普通に使えるようになったりするのだけど・・・改善を求む。


【スキルあれこれ】

スキルは、スマホアプリで有効化した上で、その名前で呼び出してあげないといけない。

たとえば「アレクサ! ラジコを開いて」など。
よく使うスキルは良いのだけど、たまにしか使わないものはスキル名を忘れてしまいそうで、そこは困る。

例えば・・・
 ・スマホを探せる「トラッカール」
 ・地震の震度などを確認できる「地震レーダー」
 ・運行情報を確認できる「NAVITIME運行情報」(NAVITIME乗換案内とは別)
・・・など。

ちゃんと呼び出してあげないと言うことを聞いてくれないけど、しばらく使わないとスキル名を忘れがち。
また、スキルの充実が使い勝手のアップに繋がるわけだが、それは覚えなければならないスキル名の増加にも繋がるわけで・・・

「アレクサ! さっきの地震の震度は?」などでAIが自動的に「地震レーダー」に繋げてくれたりできるようになることが重要かと。

また、NAVITIMEの乗換案内などは所要時間と金額だけを音声で答えてくれて、経路はスマホのアレクサアプリで確認ということになるし、時刻表には未対応。だったら初めからスマホで調べるよ、という感じでもある。


【欲しくなるもの】

取り敢えずやっぱり家電のコントロールが声でできれば・・・と思うので、こんなもの。他にもいろいろあるらしいが、「家電リモコン」とスキル名を追加しなければならない面倒さの反面、他のリモコンより複雑な処理ができる・・・らしいので、とりあえずこれ。実際買うとなるともう少し検討してみよう。

 あとはこれ。
通常はリビングに置いてあるが、別の部屋やキッチンに持っていきたいときなどに便利。料理をしながら「アレクサ! 3分間タイマー」などと使うのに良さそうである。
そもそもEcho DotはMicroUSB給電なので、おそらくiPad等の充電もできるようなモバイルバッテリであれば使用可かと。

 
最初にも触れたが、発展途上感は否めなく、"AI"スピーカーとは名ばかり・・・といった軽い失望感とともに、将来への期待感も感じさせる商品。

気長に付き合っていこうと思うので、ドンドン成長していってくれることを願う。