Yamax Monorogue

デジものレビュー中心で徒然なるままに・・・

DCM-FZ300を修理した話

修理と言っても大した話ではない。
アイカップが破損しただけである。

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それだけの話なのだが、実はこの手のカメラは一眼レフのようにアイカップがパーツとして販売されていないらしいのである。

修理に出すのに発送の準備をするのも面倒くさいし、この手の外傷は保証外だろうし・・・などと思って、ゴムボンドで補修して騙しだまし使っていたのだが、秋葉原に持ち込みで当日修理してくれるところがあるということを知ったので、持ち込んでみたのである。

即日修理サービス - サポート - Panasonic
(カメラとPCの即日修理を行ってくれる)

結果、想定通り保証対象外という判断だったのだけど、アイカップの破損のみ、ということで部品代だけで対応します、という大英断をいただいた。

「大英断」って大袈裟な・・・と思われるかもしれないが、一応ネジを外しての修理ということで、扱いとしては「内部部品交換が伴う修理」となり、なんと13,000円!!!

一応確認したところ、修理にかかる時間は5分程度、ネジを外して交換する部品は単体では販売しない決まりになっている、とのこと。ちなみに部品代は1,800円。

確かにこれで13,000円と言われれば二の足を踏むだろうということで大英断をいただいたのだろうが・・・これは根本的に決まりがおかしくないですか、Panasonicさん?!

もし診てもらった上で修理しなかった場合は「診断料1,000円」と修理工房内に書かれていた。

今回は部品代だけとはいえ、お金を払って修理してもらったということになるのか、診断料もなし。

ありがたいけど、手間はかけているわけだし、こちらとしては申し訳ない。
とは言え、「じゃあ13,000円で」と言われてもちょっと・・・とも思う。

そこでPanasonicさんに提案!
・実際の作業時間等に応じた段階的な料金設定
・パーツの販売(無論、作業ミス等は自己責任)
この2つを検討してみていただけないものですかネ?

今回のアイカップに限定してみれば、部品を固定している、外からも見えているネジを2つ外して取り替えるだけである。

はっきり言って、この交換を勝手にやったことで、「内部の故障(例えばズーミングの不良など)も保証外になります」と言われたら理不尽だと思えるほどの、まったく他のところに関係の無いところ。
ましてや既に保証期間を過ぎていたりしたら「頼むから部品を売ってくれ」と言いたくなると思う。
世の中には色んな事でクレームを付けたがる人がいるので、大事を取るのは分からなくも無いが・・・

ただ、さらに言うならば、一眼レフのカメラではアイカップは取り替え可能なものとしてパーツが売られていることも多い(当然Panasonicのカメラにもある)。言い換えれば、消耗品扱いということである。

にもかかわらず、FZ300では要修理になってしまうのか、設計ミスとでも言いたくなるような仕様である。

繰り返しだが、今回の対応については非常に感謝している。
しかしながら、料金にしろ、パーツの扱いにしろ、もう少し社内ルールのあり方を検討してみてはいただけないだろうか?

大袈裟な言い方かもしれないが、大企業としての余裕のある部分と、逆に縛られる部分の両面を見たような気がする今回の出来事である。