テロが良くないのはわかるけど・・・
1/19の朝日新聞Webサイトに載ったこのニュース。
公人の発言としては若干の違和感を感じる。
「今回の事件は表現、報道の自由、さらには基本的な価値に対する挑戦であり、許すことは出来ず強く非難する。」とのこと。
この発言は『シャルリーの「風刺」は一部で言われているような誹謗中傷にはあたらず、あくまで表現の自由・報道の自由の範疇の中で許容されるべき内容である』という判断が成された、という前提に立たないと成り立たない。
一方で、国内ではヘイトスピーチの問題が取り沙汰されている。
ポスターには「特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的言動を見聞きしたことはありますか。こうした言動は、人として尊厳を傷つけたり、差別意識を生じさせることになりかねず、許されるものではありません。」とある。
果たしてシャルリーの「風刺」はどうだろうか?
国民を代表するかたちになってしまう公人の発言としては、「テロは許さない」という内容に留めておいて欲しかった。