「増税先送り」で信を問う? でもその前に!
消費増税の先送りが取りざたされている。
MacBookAirでWindows10!(その2)
前回、とりあえずMacBookでWindows10が動くことを確認。
でも、ちゃんと利用するにはライセンスを買わなければならないので、動くうちにいろいろ試してみることに。
【まずはiTunes】
厳密に言うと、iTunesが欲しかったわけではなく(それはMacBookでやればいいわけだし)、iPhoneでUSB接続のテザリングをやってみたかった訳なのだが・・・
結論としてはiTunesは無事、インストール完了。
しかし、何故かUSB接続のテザリングは不可。中華タブのmomo7Wではできたのに・・・
もっとも前にも書いたとおり、NuAnsNEOに乗り換えるつもりだし、Wi-Fiでのテザリングはできるのでとりあえずここまで。
【iTunesの思わぬおまけ】
iTunesをインストールしたことで、Apple Software Update が動いた。
するとそこに以下の表示が!
これをインストールするとMacBookのWi-Fiが使えるようになるのでは? と思ったらやっぱりその通り! これでWi-Fiのドングルが不要になりました。
ちゃんとブートキャンプでインストールすればなんの問題もないのだろうけど。
【本命のMS-Office】
もともと自分専用のPCであるMacBookでWindowsを動かしたい理由はEXCELのVBエディタを使いたい、というもの。
もちろんMac版でもできるのだが、下のように入力のアシストは全くしてくれないし、コマンド中に2バイト文字を使えない、ということで非常に使いにくいのである。
で、うちではOffice365 Soloを利用している。ライセンスは2台分。
通常は家族共有のWinと自分のMacBookで、Windowsに入れるアカウントはない・・・のだけども、実際にはマイアカウントのページで、一つライセンスを非アクティブにすれば、インストールして使用可。
非アクティブにしたMacBookも次に立ち上げたときに、こんどはWindows側を非アクティブにすればOK。
非アクティブにしてもアンインストールされる訳ではないため、さほど手間はかからない。
この使い方は抜け穴を突いたようなものなのか、マイクロソフト側も同時に使ってなければ別にいいよ〜というものなのか?
【外付け用HDDのケースを購入】
とうことで、なかなかいい感じに使える気がしてきたので、とりあえず、物理的な面をもう少し使いやすくしよう、ということで、Win10が入ったHDDを持ち運びやすくするために、HDDケースを購入。晴れて裸族を卒業である。
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ケースを選んでいる際に、「MacBookでUSB3.0接続のHDDを使用するとWi-Fiが遅くなる」という書き込みを発見。
ちょっと躊躇したものの、よくよく調べてみると、USB3.0の機器から2.5GHz帯のノイズが出ていて、それがWi-FiやBluetoothの邪魔をする、ということらしく、5GHz帯の11a/n/acならば大丈夫っぽい。
そういうことでは11acのルーターを使用しているのでとりあえず問題なし。
実際スピードは落ちてない。
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ふむふむ、いい感じになってきた?
「真実」と「主観」?
さてさて、3月になりました。
先日ポチったNuans NEO、早く来ないかなぁ・・・と思いつつ、情報収集をしていると・・・2ちゃんねるのNEOの板にたどり着きました。
正直、言葉遣い等々、自分にとってはあまり心地よくない空間なのであまり立ち寄ることはないのだけど、乏しいNEO情報を集めるために・・・と思ってしばらく読んで見ることに。
ま、既知のとおり、情報は玉石混合だし、なにもそんな攻撃的にならなくても・・・という感じ。
特にNEOの厚みに関するやり取りがなんとも・・・
メーカーはその厚みに関して、
・いまの「薄さ競争」は意味がない。
・そこそこの厚みがあるほうが持ちやすい
・厚みがあるからこそ大きなバッテリーが積める
・・・といったことをその理由としており、擁護派も確かにその通り、といった感じ。
対して、それに対する突っ込みは・・・
・薄くできない技術力のなさの言い訳に過ぎない
・NEOより薄くてバッテリ容量が大きいものもある
・・・といったもの。
まあ、突っ込む側が言うこともわからないではない。
しかし!
擁護派・買う側からすれば「そんなことはわかってるよ!!」もしくは「そんなことはどうだっていいんだよ!!」である。
厚みがあることも、バッテリ容量がどのくらいなのかも、写真やスペック表でわかることである。
「厚みがあることに納得すること」と「厚みがある理由に納得すること」は全く意味が違う。厚みがあっても構わない人にとって、厚みの理由がなんなのかはどうでもいい。
もちろん、「ほかのところはいいんだけど、この厚みがなぁ・・・」と悩んでる人にとっては、「この厚みがあることでバッテリの持ちがいいんだ」というような利点があるほうが納得しやすい。
いずれにせよ、「見てわかること」はわざわざ突っ込まれなくたってわかるのである。
「厚みがあること」は事実でも、「厚みがあるからダメ」はただの突っ込み側の主観でしかない。
主観を述べることは全く問題ないが、主観をもって批判してもなぁ・・・という気がするのである。ましてや相手はその主観に反対意見をもっていることが明らかな購入者・擁護派である。議論がかみ合う訳がない。
ま、これが2ちゃんねるだ、と言ってしまえばそれまでなのだけど。
ついでと言ってはなんだが、ちょっと気になった以下の記事。
いろいろ専門的な要素もある日経のIT Proの記事である。
「やっぱりデザインが良くても技術的には残念なのか・・・」と思わせるタイトルである。
しかし「ミスマッチ」に関する中身をかなり大雑把に要約すると・・・
・NEOは自由が丘が似合いそうなデザインだ
・でも自由が丘が似合う人はiPhoneをつかっている(だろう)
・WindowsPhoneはガジェット好きな人だけだろう
(本文中では”「テッキー」(テクノロジー好き)”という言葉)
・ハイセンスな人はWindowsPhoneを使わない
・だからデザインと中身が「ミスマッチ」である
・・・どうだろう?
単純に「WindowsPhoneは一般には馴染まない」ということをかなり回りくどく表現しただけ?
「せっかくならAndroidのように馴染みやすいOSにしておけばもう少し売りやすいだろうに・・・」というのはわからなくもないが、WindowsPhoneのレビューでそう言われても・・・
この外観のみにこだわるような記事は、それこそ「IT Proの読者にミスマッチ」ではないのだろうか?
そもそも、猫も杓子もiPhoneを持っている中、「自由が丘が似合う人」=「iPhoneを使っている」ってなんだそれ?
「”テッキー”はデザインなんてどうでもいいでしょ?」って言いたいのか?
・・・まあ、他人の文章を批判することが趣旨ではないので、この辺で。
【まとめ?】
タイトルと文章が「ミスマッチ」?な感がなくもないが(笑)
今回、NEOの情報種集中、たまたま出会った文章で前述のようなことを考えさせられたわけで・・・
じゃあ、自分がこれまでブログやTwitterなどで書いてきたことが「主観による批判」をしていなかったかと言われるとはなはだ自信がないし、捉えようによっては、この文章もそうだといえなくもない。
これを機に、というわけでもないが、文章を書くときは自分でも気をつけていくことにしよう。
MacBookAirでWindows10!
以前にもちょっと触れたが、うちのデスクトップPCはWindows7。Windows10にVerUPしたところ、トラブルでまくりで、家族の猛反対に遭い、やむなくWin7に戻した経緯がある。
でもNuansNEOをポチった事もあり、やっぱりWin10があった方がよいかも・・・と思って、別のHDDにまっさらインストールしてみた。ライセンス的には若干疑問だが、BIOSで切替ながら使う、ということでWin7とWin10が同時起動出来るわけでもなく、まあ、グレーかな、と。
で、ふと興味が湧いて、そのHDDをMacBookに繋いでみたところ・・・
なんと、立ち上がりました!
ただ、もちろんライセンス的には以下の通り。そんなに甘くはない。
でも、せっかくなので、ちょっと使える間にちょっと触ってみることに・・・
ちなみにMacとの接続に使ったのはこれ。
内蔵用のSATAHDDをUSB3.0で繋げます。
起動時および起動後しばらくはモタツキを感じるものの、まあ許容範囲でしょう。
あと、Win10はMacBookの無線LANをハード的に認識してくれず・・・
なにかしら手段はあるのかもしれないが、自分の知識では無理。
ということで、MacBookでChromiumOSを使ってみたときと同様にこれを利用。
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ドライバのインストールが必要だったものの、無事認識。
MacBookでWindowsを使うにあたり、ちょっと不便なのが漢字(半角/全角)のキーがないこと。タスクバーのアイコンをクリックするしか切替が出来ず・・・
標準IMEでは他のキーに割り当てたり出来ないのだろうか?
ちなみに自分はAtok派。Atokを入れてみて、キーの割り当て変更で一応キーボードから日本語のOn/Offができるようにしてみました。
あと、これは自分のBluetoothマウスだけかもしれないものの、ホイールの回転によるスクロールが効かず・・・これは不便。いまのところ解決法はなし。
いずれにせよ今のままではライセンスがないため、そのうち使えなくなるのだろうから、あまり深く追求せず・・・
うちのMacBookはSSDの容量的にBootCumpでWindowsを使うにはちょっと覚悟がいる。でも、どうしてもWin10のノートが欲しい、ということになったならば、ちゃんとOSを買ってくればこういう方法もある、ということがわかった、ということ。
NuAns Neoをポチってみた
残念ながら、タイトルの通りポチってみただけで、まだ手元にはない。
発送は3月以降ということで、今回は製品レビューではなく、Neo選択に至る、現在のケータイ事情に思うところ(というのは大袈裟だが)の話である。
【世の中のケータイ料金の見直しについて】
事の発端はご存じの通りこれである。
携帯電話の料金その他の提供条件に関する タスクフォース 取りまとめ
このタスクフォースの指摘そのものは的を射たよいものであると(基本的には)思う。
NMPを活用して本体0円&キャッシュバックの恩恵に預かった身としては、ちょっと申し訳なくもあり、残念でもあるが、ライトユーザーおよび長期利用者に優しい制度は悪くない。
・・・しかしながら。
まだ完了形ではないのだろうが、キャリア各社の対応はな〜んにも変わっていない。
「実質0円」や「キャッシュバック」は無くなる方向らしい。
(かなり割だかな気はするが)ライトユーザー向けのプランもできた。
しかし、長期利用者(現状の契約)はなにも変わらないし、学割の名の下に新規ユーザー獲得のための、新規優遇合戦は形を変えて継続されている。
この状況を見ると安倍政権に懐疑的な自分としては、出来レースのような気がしてならない。
1.政権主導で「ユーザー視点」での改革検討を指示
2.タスクフォースが真っ当な提言をおこなう。
3.携帯キャリアが美味しいところだけ取り上げる
4.政権は「ユーザーのための改革を成し遂げた」ことにする
そんな流れだろうか?
もう一つ。タスクフォースの提言には「国際比較」への言及が多い。
日本は、他国と比較すると、普及率が低く、増加率も鈍り気味らしいので、それの改善を目的とするならば「なぜ他国と違うのか」を切り口とするのは間違っていないと思うのだが、「補助金ありきの販売形態」は孫さんが言うように学生などがスマホを入手しやすく、促進しても良さそうなのだが・・・
前に書いた「同一労働同一賃金」と同様、別のもくろみが動いているように見えなくもない。
ちなみに別のもくろみ、というと以下の様な話もある。
これが本当だとすれば、アップルにはこんな事をしていないで、Felica対応など日本でより売れる努力をしろ、と言いたい。
【自分の契約状態はというと・・・】
自分はちょうどこの4月に契約更新時期を迎える。
使用しているiPhoneにさほど不便を感じてはいないため、長期契約者への対応が変わるのならばそのまま使い続けていいか・・・とも思っていたのだが。
とりあえず、いまの契約内容はなにも変わらないらしい。
月々の端末代が、割引分を上回っていたため、通信費(基本料含む)ー各種割引+1,000円程度の端末代で概ね6,000円/月くらい。
それが4月以降は端末代1,000円がなくなるにもかかわらず、7,500円/月くらいになるそうである。「期間限定で割り引かれていただけなんだから当たり前じゃん」と言われればそれまでなのだけど、気持ち的に納得するのは難しい(ただの我が儘?)。
かつ、上記の通り、提言を受けてなお変わらない姿勢が見え隠れすると、継続利用はキャリアの思うつぼ、と思えてならない。
ということで、この4月で大手キャリアとはおさらばだ! という結論に至ったのである。
【SIMフリーのスマホを探してみると】
残念ながら自分のiPhoneはauである。
au端末が使えるMVNOもあるが、残念ながらテザリングが出来ない。MacbookAirを持って外出・・・という典型的な?スタイルをとっているのでそれはいただけない。
端末セットのMVNOにするか・・・と探していたところ目にとまったのがNuAns NEO。
ちらほら見かけはじめたWindows10Mobile。国内販売としては数少ないContinuum対応。外装が交換可能で3Dプリンタでも作れる(3Dプリンタは使ったことないけど)・・・等々。
さらに、後々誤解と分かるのだが、当初はFelica搭載でおサイフ対応、という記事も見かけた。
新しい物好き・変わった物好きの自分としては「これ欲しい!」となって当然である。
(長々書いてやっとタイトルに戻ってきた・・・)
「さほど不便を感じていない」といいつつも、面白みにも欠けてきたと思っていたiPhoneと比べ、まだまだアプリの数やOS、ハードの不安定さなどの問題はあっても(問題があるが故に?)楽しそうである。
と、いうことで以下ポチってみました。
u-mobileではフリッププレゼント+手数料3,000円無料で予約受付中。
本体が24分割で買えるというのも含め、ちょっと魅力的なのだが、自分はフリップは使わないだろう、というのと契約の中身としてU-mobileは合わなさそうだったので、トリニティ本家でポチり。
ちなみにAmazonでもOK。
NuAns NEO TWOTONE CORE(ネオ ツートーン コア)本体セット スムースブラック(Windows 10 Mobile/Continuum for Phone)
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正直、Twitterの #NuAnsNEO を見ていると、この選択が正しかったのかよく分からなくなるところもあるのだが、投資する人がいないことには今後もない、ということでWindows10Mobileにも、トリニティ(のような新規参入者全般)にも頑張ってもらいたい、ということで。
発送は3月以降とのこと。はやく来ないかな〜
【番外編:iPhoneが席巻する状態は適切か?】
上でリンクを貼った記事にもあるが、嘘か誠か販売ノルマを与えられても、各キャリアがiPhoneを売りたい、と思うほどに日本はiPhoneびいきである。
iPhone5cに関する「安っぽくない」(いやいや、あんな安っぽい外見のスマホは他にないでしょ?)とかiPhone6Plusの「画面大型化の先駆け」(いやいや、後追いだし)とか、「交通機関や電子マネー業界はiPhoneのNFCが使えるようにすべし」とか、某大手IT情報誌が恥ずかしげも無く持ち上げていたのは今でも忘れられない。
iPhone6→6sへの変更点なんて、正直SONYが業績を落としていったころを彷彿とさせるような「ほら、ほら、高機能でしょ? こんなこと出来るんですよ!」と使い込んでいる一部のコアユーザーやガジェットオタクしか喜ばないようなものでしかないにもかかわらず、それでも大々的に持ち上げる。
技術的・デザイン的・ブランド的にも、業界トップを走るに相応しいとは思う。
しかし、これほど独走状態というのはキャリア・出版業界の思惑が大きいとしか思えない。「世の中の流行なんてそんなもんだ」と言ってしまえばそうなのだが・・・
これだけの高機能情報端末が世に溢れ、公衆無線LANが未発達な状態で、通信量1GB未満のユーザーが多い、というのはどう考えたって業界のミスリードだ。
MVNOやSIMフリースマホのハードメーカーを応援したくなる理由はそこ。
ユーザーは適切な利用状況で、適切な費用負担をし、事業者は適切な利益を得る。
ケータイ業界のみならず、適切な状態の集合体でこそ、ゆがみのない社会は出来上がる・・・とちょっと大きな話にしてみる。
安倍首相の「そんなことはあり得ない」発言。
たまたま見かけたニュース。
結果的には今国会ではお流れになったらしいが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式直接売買に関する質疑の中で、野党議員からの「政府の意図に反することをしたら株が売られる」という疑念が生じる事を案じる質問に対し、自席では笑い飛ばしながら、「そんなことはあり得ない」と反論していた。
つい先日、盟友の事務所で、権力にすがったものと、政治的影響力を持つものの間で不適切なやりとりがあったばかりではないのか?
ちょっと遡れば、沖縄に対し、もともと予算が決められていたにもかかわらず、政府の意図にそぐわない知事の行動は予算の執行に影響がある、と明言した大臣がいたのではなかったか?
「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」という発言が自民党議員から出ていたのではなかったか?
一般的な感覚で言えば「そんなことはあり得ない」はずのことは、既に沢山起きている。起きているから懸念されているんじゃないか!
さらに言えば、自衛隊は7割ほどの憲法学者が違憲と言っているから、憲法を変えるらしい。
中身や成り立ちから、9割以上が違憲だと言った安保法案はそのまま通しておいて?
経済成長についても、中小企業まで含めたデータで質問しても、大企業のみのデータで反論する、などの支離滅裂な対応もあった。
国会その他の場の質疑応答は、はっきり言って薄っぺらで浅はかだ。
追求しない野党もマスコミも情けない。
さらに言うならば、しっぽを振って同調している与党議員こそが情けないことこの上ない。
本当にこれで国会議員としての責務を果たしていると胸をはって言えるのか?
なにかがおかしくなっている気がしてならない。
「同一労働同一賃金」の裏を考える
雇用形態に関係なく、「店長」という仕事の給与はいくらかが決められる。
パート店長が納得するような「店長」としての職務給を定める。追々、正社員であっても「店長」だったらこの金額でしょう! という話をはじめる、という筋書きではなかろうか?
基本的に財界・経営者寄り(と個人的に思っている)の日経新聞でもこの扱い。職務給設定の難しさには触れているものの、人件費の高騰による経営への影響は触れられていない。
【TPPを意識しているのか?】
職務給と職能給に関する人事院の説明資料。
http://www.jinji.go.jp/kyuuyo/kenkyukai/sankousiryou/31.pdf
出典は平成7年の労政時報とのことで古いが、言葉の定義を理解するには問題ない。
「アメリカ型の賃金決定方式」と一言で片付けられるほど、シンプルでないことは重々承知だが、ざっくりと言うならばそういうことだ。
パートの待遇改善を皮切りに、現在の労働時間を重視する給与だけではなく、職務内容による給与設定もOK、ということに労働法を変える。そうすれば、アメリカ型経営者が乗り込みやすい(こちらの方が重要)環境を整えることに繋がる。
【もちろん良い面も】
日経新聞の記事が端的に表しているように、良い面も多いし、前述の通り、個人的にも反対しているわけではない。
しかしながら、安倍政権の動向は、純粋に日本国民の国益になっていないことが多いように思えるので、うがった見方をしてみた。
政権の安定や、一部の層だけの利益になるような事に繋がることがないかは、常に有権者が意識する必要があるだろう。