iPhone6(au)のSIMフリー化に挑戦! 〜R-SIM10+のはなし〜
先日、メインのスマホをiPhone6からNuAnsNeoに変えた。
キャリアもauからIIJmio(正しくはBICSIM)に変えた。
BICSIMのファミリープランは店頭で加入手続きする際は、追加SIMの発行手数料がかからないということだったので、明確な使用目的がないままついでにもらったデータSIMが手元にある。
ならばチャレンジしてみない手はない、ということでR-SIM10+を買ってみた。
紛い物もあるようなので、ちょっとした賭けだったのだが、とりあえずは本物だった様である。紆余曲折はあったもののと、結果的には4Gでの通信が出来て、概ね安定している。
【設定方法】
参考にさせていただいたのはこちら
r-sim10+ : APNショップ
若干異なるのは「2.iPhoneを設定する」の段階で、設定画面の“メッセージ”や“FaceTime”もOffにしておくことくらい。
一通りの作業が終わって、意外なくらいにあっさり3Gでの接続が完了。
その勢いで4GをOnにしてみると・・・「圏外」の文字が!!
いわゆる圏外病である。
【圏外病への対処】
docomoもしくはSIMフリー端末にSIMを挿せばよい、とのことなので、今は無きEMOBILEのPocket Wi-fi Sでやってみる。
初回はこれで復活したのだが、また同じ作業をやって、3G→4G で圏外病が発生、というのを何度か繰り返した。するとそのうちにPocket Wi-fi Sでも接続が出来なくなってしまったのである。
一応SIMは認識しているのだが、アンテナのところに駐禁マークが出て、通信が出来ない状態。
ググってみると、圏外病の解消にはSIMフリー端末よりはdocomo端末が良い、とのこと。でもうちにはdocomo端末が・・・あった!
数年前に本体0円、データ通信を発生させなければ維持費も0円、ということで手数料だけでもらってきたに等しい、SONY Tablet Sが!
3G専用端末だが、そんなことはどうでもいいらしく、無事圏外病から回復。
ということでGoogle先生の情報通り、docomo端末が手元にあった方が安心な様である。
【4G接続】
上にも書いたとおり、導入当初は3Gでは接続するものの、4Gにすると圏外病になる、という状態だったのだが、少なくとも、ともこの3日間くらい、4Gで安定して接続できている。
どうやったら4G接続できるようになったのか?
申し訳ないのだが、正直言って分からないのである。
実は「とりあえず3Gでも繋がらないよりマシか」と思って一度は諦めたのである。
そのまま1日置いておいた状態で、「そういえばメッセージやFaceTimeは使えるのか?」と思って恐る恐るOnにしてみたら・・・ どうやらアクティベート出来たらしい。
「もしかして4Gもいけるのか?」とこちらも恐る恐るOnにしてみたら・・・いけた!という感じ。
どなたかのブログでも同じような話を見かけたので、どうやら“1日置いて馴染ませる”というのも一つの方法のようである(笑)
【FaceTimeとメッセージ】
上で書いたとおり、一応Onになっているのだが、常に「アクティベート中です…」と表示されたまま。
SIMがSMS非対応のため、メッセージもiOS同志でしか使えないし、FaceTimeも発信・受信ともなんだか不安定で、できないときもある、という状態。
まあ、個人的にはあまり使う機会もないので、ある意味どうでも良いのだが、一応情報として載せておく。
【その他不思議な点】
うちの環境ではなぜか3G・4Gともアンテナマークが常に“○○○○○”なのである。通常、電波をキャッチすると“●●●●○”とかなると思うのだが・・・
その状態でも実際には電波をキャッチしていて普通に通信できるので、あまり問題は無い。ただ「4Gの電波が長らく拾えないと圏外病が発生するらしい」と書かれたブログも目にしたので、電波強度が見えないのは不安な面も無くはないのだが・・・
ちなみにFacetimeの設定画面。左側が今回R-SIMを導入した、iPhone6(au)。右側は、家族が使っている、ファミリープランで同じIIJmio(BICSIM)の音声SIMをセットしたiPhoneSE(SIMフリー版)。
左側はデータSIMで、表示されていた電話番号はauで使用していたもの(現在はNuAnsNEOで使用しているSIMにNMPずみ)。そのあたりが「アクティベート中です…」の原因か?
iPhoneで直接データ通信が出来るようになって、一番嬉しいのは“自転車ナビ"が使えること。Windows10Mobileでも同等のアプリが出てくれないものだろうか・・・
MacBookAirでWindows10!(その3)
以前、MacBookAirで外付けHDDにWindows10をインストールする、という記事を書いた。
しかしながら、その後NuAnsNEOというWindows10Mobileのスマホに乗り換えた(NuAns Neo 使ってみた )ことで、Windows10を利用する機会が増えたことも有り、思い切って内蔵のSSDにインストールすることにした。
【インストール】
実際の作業については、(そのうちに修正されるとは思うが)BootCampのインストーラで「RealTek」に纏わるエラーがあるようなので、その辺も含め事前に情報収集していた方が良さそうである。
手順およびエラーについて参考にさせていただいたのはこちら。
Boot Camp を使って Mac に Windows10 をインストールする
・・・相変わらず他力本願で申し訳なくもあるけども、既存の情報が沢山あるので、ここで詳細には触れません(苦笑)
ちなみにインストール用のUSBメモリはマイクロソフトのサイトからもダウンロードして準備することができる。
もちろん、ライセンスが付いてくるわけではないので、あくまで試用だが、ちゃんと動くか試してみたい場合は便利。
自分はこれでインストールした後、別途購入した製品版のプロダクトキーを入力。インストールし直す必要も無く、ちゃんと認識されました。
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(一応リンクを貼りましたが、時々まがい物を掴まされる可能性がありそうで・・・自分は実際には量販店で買いました。)
【Windows分の容量について】
話が前後する感じだが、自分がやった事前準備としてはSSDの容量確保のため、iTunesの音楽・動画等のデータを外付けHDDに引っ越したこと。
ちょっと不便ではあるが、MacBookで音楽を聴くことなどほぼなく、iPhone等のスマホに入れることが目的なので、その時だけ繋げばいいや、ということで。
うちのMacBookは2013Mid。デフォルトのSSD容量は128GBだけど256GBモデルにしておいたのでその分でもちょっと余裕が持てる。
実際に確保したのは75GBほど。
容量を喰いそうなものとしてはMS OfficeとガンダムオンラインとWinDVD、VisualStudio2015、B'sRecorder等々とその他、細々としたアプリをインストールしてこの状態。
ガンダムオンラインと言えば、以下の変換ケーブルを使って、Wiiのアナログコントローラーもちゃんと使えてます。
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【心配だったけど大丈夫なところ】
・HDMI
上のガンオンの写真の通り、サンダーボルト経由のアダプタで、クローンもデュアルも問題なし。音声も一応大丈夫。(“一応”とことわる理由は後述。)
・ディスプレイ輝度とキーボードバックライト
Linuxでよく困るのがこの2つ。でも、ちゃんとFnキーでコントロール可能。
あまり心配もしていなかったけど、心配な方もいるかと思うので、何の問題もなかった旨書いておく。
【イマイチなところ】
・バッテリー制御
MacOSで動かすよりも明らかに燃費が悪い。ガンオンなんかやっているとファンが回りっぱなしで、めちゃくちゃ熱くなる。(もっともこれは純粋なWindowsノートでも同じかもしれないが)
・音声まわり
一応、スピーカーもヘッドフォンもHDMIも出力はできるのだが、なんだか不安定。
再現率100%ではないし、しっかり検証もできていないけど、例えば動画再生中に初めはスピーカーで鳴らしていて、再生を続けながらヘッドフォンを繋げても、そのままスピーカーから音が出続けたり、など。AV系の使い方には適さないのかも。
【駄目なところ】
・Bluetoothヘッドセット
ウチの環境だけかもしれないが、Bluetoothでの音声がブツブツ途切れて使い物にならない。
音楽でもゲームでも動画でも。また、ウチにある2つのヘドッセットいずれでも。
これは非常に残念なので、なんとかしてほしい。マイクロソフトよりはアップルの問題かな?
メインのスマホをWindows10Mobileにしたことで、Edgeのリーディングリストの共有などもあり、Windowsの利用機会が増えそうではある。
ただ、Windows10、イマイチ日本人向けローカライズが足りてない。Mobileの方は全然足りてない。iPhone、Androidとの真っ向勝負を避け、PCとの互換性を武器にビジネスの世界で・・・などといいながら、現状日本のビジネスの現場で使えるかというとそれにも足りてない。他のハード・ソフトのメーカーを巻き込みながら、日本マイクロソフトが頑張らないとシェアはどんどん縮小していくことだろう。
1ユーザーとして奮戦を期待する。
外れ馬券は経費?
この記事の話。
自分が競馬をやるわけではないので、直接的には関係ないのだけど・・・
個人的には拝金主義もここに極まれり、という感じでなんかもやもやするもの。
通常の会社等は、物品やサービスを販売し、利益をあげる。
もちろん、その活動のために必要な費用として「経費」が認められる。
所謂悪徳商法などもあるので例外はあるが、基本的にはその「物品やサービス」はそれを必要としている人がいるから、売上げ・利益に繋がるわけで、大袈裟な言い方をすれば、世のため人のためのであり、社会生活の安定・向上に寄与するものである、と言える。国語辞典的な定義とは異なるが、それが「仕事」なのだと思っている。
一方、競馬で馬券を買う、というのはあくまで「サービスの消費」である。
当たった場合の配当として金を得ることはできるが、物品やサービスを提供して得る「利益」とは全く質が違う。
この記事によると、以前の裁判では「自動購入ソフトで機械的に馬券購入」という、個人の楽しみではなく、金を得るための活動であるということで、経費として認めた経緯があるという。
裁判所が「金を得る=事業性」と判断しているとすれば、物品やサービスを提供してその見返りとしての収益を得ることと、ただの「金儲け」を同質のものである、と裁判所が認めたということであり、繰り返しだが、拝金主義もここに極まれり、だ。
個人的にはデイトレーディングなども同様だと思っている。
他者に物品やサービスを提供するわけでもなく、社会生活の安定・向上に寄与するわけでもない行為は「仕事」ではなくただの「金儲け」。
一部の取引で損がでようが、他の益との相殺をする必要などなく、ましてや年度を超えた繰越などは、まったくもって意味不明。
記事によると弁護士が「一般国民の感覚にも沿った妥当な判決だ」と言ったらしいが、果たしてどうか?
これらの金に縁がない者の僻みだと言われればそれまでかもしれないが。
NuAns Neo 使ってみた(バッテリー異常消耗!?)
そこそこ順調に使えてきていたNuAnsNEOだが、なんだかここ数日、バッテリーの減りが異様に速い気がしていた。
ということで、とりあえずチェック。就寝前後を比べてみた。
概ね5時間半。就寝中だから当然なにも使用せず。
・・・ちょっと愕然。
5時間半の待ち受けだけでこれはあんまりだ。
モバイル通信だけで、Wi-Fi等は使用していない。
バックグラウンドで動くアプリはこんな感じ。
ドロップボックスはオフでもいいか・・・
あと、電話の更新はオンにすべきか・・・
・・・といった話はともかく、比較的必要最小限だと思うのだけど・・・
これはサポートに相談してみるべきか?
NuAns Neo 使ってみた(テザリング編 その2)
こちらの続き。
SIMフリー版のiPhoneSEが届いたので、同じBIC SIM(IIJMio)を挿して、NuAnsNEOと比較してみた。
とりあえず結論的に言うと、「平均速度・安定性はiPhoneが圧倒的に上」という感じ。
そうはいっても、今回の計測では最大瞬間風速を出したのはNEO。
(NEO+Windows10)
でも、この直後、再度計測したら・・・
・・・おいおい。
iPhoneSEでの計測結果は・・・
(iPhoneSE+Windows10)
iPhoneSEはMacbookとの測定を含め10Mbps~5Mbps程度。
対してNEOは平均的には2~3Mbps程度。
かつ、PC→NEOには繋がっても、インターネットに繋がるとは限らない。
再起動すれば、ほぼ確実に繋がって、幸いにも一度インターネットに繋がると、突然切れる、ということはないのだけど・・・
今後のファームアップなどでなんとかなる?
報道の自由度ランキングに想う
タイトルとしてはショッキングなのだけど、然もありなんとも思う。
理由はいろいろだろう。
直近の大臣の発言のみならず、現政権になってからの議員の言動は、圧力と取れるものも少なくない。
マスコミ側の異様な程の自主規制もある。
そもそも、上記の記事、日本人なら誰もが疑問を持つであろう、韓国が日本より上の70位、ということには触れられていない。
何かと「配慮」されているという噂の多い、韓国がらみの報道。
深読みしすぎかもしれないが、「報道の自由度」に関する記事のなかで、政権・外交的な要素に絡んだ忖度が見られる・・・という本末転倒な感じ。
前回の「責任」の話とも絡むが、政府からの圧力の有無、などの前に「報道機関としての責任」を報道機関が自覚しているのか、という話もある。
「事実を報道するという責任を果たそうとする責任者」ではなく、「炎上を起こして責任をとらされる事を嫌う責任者」が報道機関のトップにいれば、「不自由な報道」の原因はそこにもある、ということだ。
あとは、そもそも「国境なき記者団」が想定する「自由な報道」を行うだけの能力が、日本の報道機関にない、ということも考えられる。
だいたい、なんでこの発表に対する反論が、マスメディアからなされないのかが不思議でならない。
反論といえば以下の記事。
揚げ足をとるようで申し訳ないのだが・・・
「圧力かけてるでしょ?」と指摘されている側が、「いや、圧力なんてかけてないですよ、自由ですよ」とだけ言ってみても始まらない、という、そもそもの問題もあるのだけど、なんか、日本語としてもおかしくないですか?
合格点も、合格基準も分からないのに「うちの子が不合格ってどういうことですか!」って文句をいうモンスターペアレント的な物言いに聞こえるのだけど・・・
「国際的」な感覚が必ずしも正しいとは思わないので、ランキングをそのまま受け入れるかどうかは別だけど、今の日本の報道が健全かと言われると、肌感覚として、健全とは言えない状況だと思う。
圧力だけでなく、報道のバラエティ化や、記者の能力・手腕などについても。
「責任をとりたくない責任者たち」
機動戦士ガンダムUCのアンジェロ大尉の言葉である。
「今頃は対応を決める話し合いが持たれているだろうさ。
責任を取りたくない責任者たちの間でな」
昔からそうだけど、特に安倍政権になってから、この言葉が頭に浮かぶことが多すぎる。
ものすごい違和感を感じたのは昨年末の高浜原発再稼働に纏わる安倍首相の発言。
「再稼働のみならず、防災対策、廃炉、使用済み燃料対策、立地地域の振興など課題は多岐にわたる。政府として、これらに責任を持って取り組む」
福島の原発事故に関する責任、というのはどのようにとられたのだろうか?
3.11から既に5年。未だ避難生活を続ける方々がいる状態は、『政府として責任を持って』取り組んだ結果、と言うことなのだろうか?
政府としての責任はここまで、ということか?
それとも、少なくとも新聞報道での首相の言葉に「安全」とか「非難」とか「住民の生活」という言葉は出てこないことに鑑みるに、それらは政府の責任ではない、といっているのか?
驚いたのは、福井県知事が「政府が責任をとるとおっしゃっていただいたので・・」的な発言をして、再稼働に同意したこと。
「責任」の範疇がどこまでなのかの明言もなく、少なくとも現状をみるに、住民の生活に関しては「責任」をとっている実績も、その意思も覗えないというのに?
甘利大臣の件での「任命責任」、安保関連法やTPP関連の「説明責任」等々、自身の「責任」を強調するものの、「責任をとる」とか「責任を果たす」とかいうことについては、まったく関心が無いとしか思えない。
その風潮は首相だけでなく、大臣・議員達の言動にも伝播している。
辞めればいい、というつもりは毛頭無いが、かつてであれば、辞任に追い込まれた言動を平気でおこなって、問題になれば撤回して・・・
それなりの立場にある人の言動はそれなりの影響力を持つ。撤回すれば言ったことがなくなるわけではない。それなりの立場に伴う「責任」をどう考えているのか・・・
いやいや、考えるつもりもあるまい。最高責任者たる首相が「責任」を曖昧にしているのだから。