NuAns Neo 使ってみた(テザリング編 その2)
こちらの続き。
SIMフリー版のiPhoneSEが届いたので、同じBIC SIM(IIJMio)を挿して、NuAnsNEOと比較してみた。
とりあえず結論的に言うと、「平均速度・安定性はiPhoneが圧倒的に上」という感じ。
そうはいっても、今回の計測では最大瞬間風速を出したのはNEO。
(NEO+Windows10)
でも、この直後、再度計測したら・・・
・・・おいおい。
iPhoneSEでの計測結果は・・・
(iPhoneSE+Windows10)
iPhoneSEはMacbookとの測定を含め10Mbps~5Mbps程度。
対してNEOは平均的には2~3Mbps程度。
かつ、PC→NEOには繋がっても、インターネットに繋がるとは限らない。
再起動すれば、ほぼ確実に繋がって、幸いにも一度インターネットに繋がると、突然切れる、ということはないのだけど・・・
今後のファームアップなどでなんとかなる?
報道の自由度ランキングに想う
タイトルとしてはショッキングなのだけど、然もありなんとも思う。
理由はいろいろだろう。
直近の大臣の発言のみならず、現政権になってからの議員の言動は、圧力と取れるものも少なくない。
マスコミ側の異様な程の自主規制もある。
そもそも、上記の記事、日本人なら誰もが疑問を持つであろう、韓国が日本より上の70位、ということには触れられていない。
何かと「配慮」されているという噂の多い、韓国がらみの報道。
深読みしすぎかもしれないが、「報道の自由度」に関する記事のなかで、政権・外交的な要素に絡んだ忖度が見られる・・・という本末転倒な感じ。
前回の「責任」の話とも絡むが、政府からの圧力の有無、などの前に「報道機関としての責任」を報道機関が自覚しているのか、という話もある。
「事実を報道するという責任を果たそうとする責任者」ではなく、「炎上を起こして責任をとらされる事を嫌う責任者」が報道機関のトップにいれば、「不自由な報道」の原因はそこにもある、ということだ。
あとは、そもそも「国境なき記者団」が想定する「自由な報道」を行うだけの能力が、日本の報道機関にない、ということも考えられる。
だいたい、なんでこの発表に対する反論が、マスメディアからなされないのかが不思議でならない。
反論といえば以下の記事。
揚げ足をとるようで申し訳ないのだが・・・
「圧力かけてるでしょ?」と指摘されている側が、「いや、圧力なんてかけてないですよ、自由ですよ」とだけ言ってみても始まらない、という、そもそもの問題もあるのだけど、なんか、日本語としてもおかしくないですか?
合格点も、合格基準も分からないのに「うちの子が不合格ってどういうことですか!」って文句をいうモンスターペアレント的な物言いに聞こえるのだけど・・・
「国際的」な感覚が必ずしも正しいとは思わないので、ランキングをそのまま受け入れるかどうかは別だけど、今の日本の報道が健全かと言われると、肌感覚として、健全とは言えない状況だと思う。
圧力だけでなく、報道のバラエティ化や、記者の能力・手腕などについても。
「責任をとりたくない責任者たち」
機動戦士ガンダムUCのアンジェロ大尉の言葉である。
「今頃は対応を決める話し合いが持たれているだろうさ。
責任を取りたくない責任者たちの間でな」
昔からそうだけど、特に安倍政権になってから、この言葉が頭に浮かぶことが多すぎる。
ものすごい違和感を感じたのは昨年末の高浜原発再稼働に纏わる安倍首相の発言。
「再稼働のみならず、防災対策、廃炉、使用済み燃料対策、立地地域の振興など課題は多岐にわたる。政府として、これらに責任を持って取り組む」
福島の原発事故に関する責任、というのはどのようにとられたのだろうか?
3.11から既に5年。未だ避難生活を続ける方々がいる状態は、『政府として責任を持って』取り組んだ結果、と言うことなのだろうか?
政府としての責任はここまで、ということか?
それとも、少なくとも新聞報道での首相の言葉に「安全」とか「非難」とか「住民の生活」という言葉は出てこないことに鑑みるに、それらは政府の責任ではない、といっているのか?
驚いたのは、福井県知事が「政府が責任をとるとおっしゃっていただいたので・・」的な発言をして、再稼働に同意したこと。
「責任」の範疇がどこまでなのかの明言もなく、少なくとも現状をみるに、住民の生活に関しては「責任」をとっている実績も、その意思も覗えないというのに?
甘利大臣の件での「任命責任」、安保関連法やTPP関連の「説明責任」等々、自身の「責任」を強調するものの、「責任をとる」とか「責任を果たす」とかいうことについては、まったく関心が無いとしか思えない。
その風潮は首相だけでなく、大臣・議員達の言動にも伝播している。
辞めればいい、というつもりは毛頭無いが、かつてであれば、辞任に追い込まれた言動を平気でおこなって、問題になれば撤回して・・・
それなりの立場にある人の言動はそれなりの影響力を持つ。撤回すれば言ったことがなくなるわけではない。それなりの立場に伴う「責任」をどう考えているのか・・・
いやいや、考えるつもりもあるまい。最高責任者たる首相が「責任」を曖昧にしているのだから。
NuAns Neo 使ってみた(テザリング編)
前回書いた「IIJMioでPocket Wifi」で気になったので、テザリングのスピードを比較してみることにした。
・NuAns NEO (LTE対応)+ BIC SIM(IIJMio)音声プラン
・PocketWifi S (LTE非対応)+ BIC SIM(IIJMio)データプラン・MacBookAir(2013Mid)
USB接続でのテザリングやるためにBootCampのWindows10
・iPhone6計測サイト
・Rapidnet
いろんな機器で繋げそうなところだっとでこちらで。・計測時間
日曜日 朝6:30前後
朝早いこともあり、NEO自体の接続速度はこれまで見たことがない数値。
それに対して、テザリングは低迷。しかもこれは最大瞬間風速みたいなもので、数度測ったところほぼ2Mbps前後。
【テスト2:PocketWifi S(WiFi)+ MacBook】
・・・ん?
本体の接続速度よりも、テザリング速度の方が速い!?
本体性能が影響するのか・・・それは後で検証することにしよう。
【テスト3:PocketWifi S(USB)+ MacBook】
!?
これも瞬間最大風速とは言え、LTEのNEOより速いんですけど!?
【テスト4:NEO(WiFi) + MacBook + iPhone6】
これはMacBookとの相性もあるのかもしれない、ということで以下検証。
左がiPhone6。右がNeo。Neo自体の通信速度に対して、iPhone、Macのテザリングによる接続速度は低迷。どうやら端末との相性、とかいう問題でもなさそうである。
【まとめ】
いろいろ、不具合が報告されているNuAnsNeoのテザリング。
自分の場合はほぼ安定して使えているからいいか、と思っていたけど、やっぱりなにかしらハードウェア的な問題を抱えているのではないだろうか?
今月中に、家族用にSIMフリーのiPhone5SEを入手する予定。
おなじくBIC SIMを載せるので、その際、iPhoneでのテザリングもテストしてみよう。
【おまけ】
端末によるスピードテストの差違を検証。
自宅のWi-Fiに接続したうえで、同じサイトでスピードを測ってみた。
①au IS01
②au ISW12f
③NuAnsNEO
④iPhone6
⑤au SHV31
やっぱりPocketWifi S同様、古いAndroid端末の①や②は他と比べて通信速度が遅いらしい。とはいえ、本体の通信速度より、テザリングが逆転するのはやっぱり不思議。
NuAns NEO + スマホ用レンズセット!
日経トレンディの5月号にスマホ用のマクロ・ワイド・魚眼のレンズセットが付いていた(セブンイレブン限定らしい)。
正直、記事の内容に興味があったわけではないが、税込620円でレンズセットが手に入るのならば、と買ってみた。
おもちゃ程度かな、という気持ちもあったのだけど、とりあえずNuAnsNEOにてテストをば。
左からマクロ・ワイド・魚眼。ただ、ワイドはマクロの上に重ねて付ける。
魚眼を付けたらこんな感じ。
まずは撮り比べ。
・普通(何も無し)
・ワイド
広くなるのは良いとして、結構歪むし、ちょっとケラれる。
・魚眼
魚眼だから歪むのは当たり前だが、ケラれも酷い。
ま、こんなところですか。
どんな場面で使えるだろう?
思いの外、いい感じだったのがマクロ。
普通に撮るとこんな感じ。
マクロを付けると・・・
あれ? 画像を縮小するサイズを間違えたか?
まあ、どうせ何も見えないんだから良しとしよう(苦笑)
このマクロは意外と実用的かも。
まだ店頭にあるのかどうかは分からないけども、確かこの前DIMEも同じようなことをやってたし、もののついで、と言うことであれば、一つ持っておくのも良いかもしれない。
IIJMioでPocket Wifi
だいぶ前に書いたこちらの記事「DMM mobileでPocket Wifi」 。
当時(というほど昔ではないが)は au iPhone6 をそのまま使用して、Mineoにして、テザリングをどうにか出来ないか・・・と検討していた節があるが、結局は Nuans NEO で BIC SIM(IIJMio) でということに落ち着いた。
NEOでテザリングは出来るのだが、Wi-FiのみでUSB接続は不可。
ただ経験上、Wi-Fiでのテザリングはバッテリの消費が大きく、できればUSB接続にしたいところ。幸い、BIC SIMはファミリープランで契約したので、おまけ的にデータSIMをもらっておいた事もあり、Pocket Wifi S でUSBテザリングが出来ないか試みることに。
APNの設定は以下のとおり。
・名前:任意の名前を入力(例:IIJmio)
・APN:「iijmio.jp」を入力
・ユーザー名:「mio@iij」を入力
・パスワード:「iij」を入力
・認証タイプ:「PAPまたはCHAP」を選択
設定>無線とネットワーク>テザリングとPocketWifi>USBテザリング をチェック
で、MacBookにてUSB接続を試みたところ・・・
Mac(El Capitan)では認識せず。(普通にWi-FiでのテザリングはOK)
BootCampでインストールしたWindows10で試してみると・・・こちらはUSB接続もWi-FiもOK。
スピードテストをしてみると以下のとおり。
前回のDMMのSIMと概ね同じ。
SIMはLTEだが、ハードの性能的に3Gなので、まあ、こんなもの・・・と思ったけども、NEOでWi-Fiテザリングしても、正直数値は殆ど変わらない。
体感的にはNEOの方が速い気はするのだけど・・・
MVNOのスピードでは3GだろうがLTEだろうがあまり変わらない、ということか。
ところで、そもそもの目的であったバッテリの節約、なのだが、これまたちゃんと検証したものではなく、感覚値なのだが、MacBookでWindowsを動かすと、効率が悪く、MacOSより電池が持たない気がする。
Wi-Fiの電力消費を抑えたとしても、そもそも効率が悪いとなると、果たしてどちらが良いモノか・・・
結局外でPCを使うときにはACアダプタの携帯と、電源の確保が重要ということか。
ちなみに、現在約1時間半の利用(このブログの記入含めて、ほぼWebブラウジング)で、MacBookAir(mid2013)のバッテリ残量62%。
うーん、Wi-Fiよりはマシかな・・・
こんどもう少しちゃんと計測してみることにしよう。
NuAns Neo 使ってみた
前回の「NuAns Neoをポチってみた 」を書いてから一ヶ月半。
手元に届いてから一週間強。だいぶ待たされた感はあるものの、まあ良しとしよう。
ちょうどauの更新月が4月で、BIC SIM(中身はIIJMio)への乗換も済ませたので、これからメイン端末として使用していくということで。
端末紹介のブログを書くにはちょっと出遅れた感じなので、自分の使用状況等を紹介していく。特に発売直後とか、Twitter等で不具合報告が散見されていたので、購入を戸惑っている人の後押しになればと。
(別に回し者ではないのだが、NuAnsNeo自体もWindows10Mobileもユーザーが増えないことには環境が良くならないので・・・)
ちなみに自分の端末・環境では巷で言われている不具合はほぼない。
一週間使ってみて、強制終了が1回か2回、フリーズで電源を落とさざるをえなかったのが2回か3回、そんな程度である。
【目次】
SIMは前述のとおりビックカメラのBicSIM。中身はIIJMio。
デフォルトにあるAPN設定で何の問題も無く接続可。IIJはテザリングが上手くいかない、という話もあったが、それも問題なく。
Windows10、Mac、iPhoneからのテザリングを試してみたがしばらく使っても別に切れたりもしない。スリープ時に切れる、ということもなし。
余談だが、BICカウンターで即日発行をしたところ、ファミリープランの場合、同日のSIM発行は手数料がかからないそうだ。月額無料で作れるのは3枚まで。今月中に家族のをNMPで1枚追加する予定なので、あまり必要性がないのだが、データ用のSIMを1枚もらっておいた。
Neoのテザリングが問題ないので出番は無いかもしれないが、以前「DMM mobileでPocket Wifi」で紹介したPocket Wifiに入れておいた(どうでもいいが、このときはiPhoneをそのまま継続することを考えていたらしい)。
電源まわりについてはTwitterでトラブルの報告が多かったこともあり、また致命的になりかねないこともあるので、Neoのサポートにて動作確認されていた以下のモノを事前に購入。寝る前に充電をはじめて「充電されてなかった!?」とかのトラブルもない。
あと会社で使っているの(上)と、持ち歩いているの(下)が以下の二つ。
短時間しか使用していないけども、これらも充電されてなかったり、勝手に再起動がかかったりなどもない。
iBUFFALO (iPhone6s/6,iPhone6s Plus/6 Plus動作確認済)スマートフォン,タブレット用USB充電器 急速充電対応 4ポートタイプ ブラック BSMPBAC02BK
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日本アンテナ INE(アイネ) アイフォーンorアイパッドとアンドロイドをお持ちの方へ モバイルACアダプタ PS2U0431 ブラック 0949776
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USBケーブルについては付属のものか、以下のアダプタをかましたものを使用。
出所を探せないのだけど、Type-Cは規格外の製品が出回っているけれども、この製品は規格に適合している、という記載があったのでこれをチョイス。
ちょっと意外だったのは、付属のケーブルがUSB-Aのメスーメスのアダプタをかましてもホストにはならなかった点。USBメモリやキーボードの類を使おうとすると以下のようなものが必要。
これも、誰かのブログで動作確認が取れていたようなので購入。
Patech USB3.1Type C to USB 3.0Type AアダプターApple New Macbook /Chromebook Pixel/MSI mainboard Z79など対応
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ハブも使えて、USBメモリやキーボード、マウス、SDカードリーダーなどが接続可。
自分の環境ではマウスは反応するものの、カーソルが出ず実用には不向き。
ただ、ポータブルのHDDやBDドライブを繋げてみるも、反応せず。念のため、Y字型の補助電源が使えるケーブルでモバイルバッテリを繋げた上でやってみたけど、やっぱりダメ。
すくなくとも自分が持っている以下のHDD・BDドライブはダメらしい。
I-O DATA USB 3.0/2.0対応 ポータブルブルーレイドライブ オリエントレッド BRP-UT6NR
東芝 2.5インチ USB3.0外付け HDD (1.0TB) シルバー
通常の通話はともかく、Twitterでエラーの報告が多かったのがLINEやSkypeによる通話が出来ない、というもの。NuAnsNeoだけでなく、その他のWindows10Mobileの端末でもできるとか、できないとか色んな情報が乱れ飛んでいる。
とりあえず、うちでの状況はと言うと・・・
Skypeの通話は全く問題なし。
LINEについてもBlueToothのヘッドセット、マイク付のイヤホンでは問題なし。
ただ、本体のマイクでエラーが出る、というのが一般的な話だったのでそれも試してみると・・・一応、エラーは無し。相手の声はしっかり聞こえる。
ただ、相手側にはものすごく小さな声でしか聞こえていないようで実用的ではない状態。まあ、これはプログラム的には解決済みらしいのでその配信を待つだけではあるが。
念のため、自分が使用したBlueToothのヘッドセットとマイク付イヤホンはこちら。
SONY カナル型ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 リモコン・マイク付 ブラック SBH20/B
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Neo用に購入したのはこれ。
ポチると同時くらいに発注したので、トリニティの社長さん含めオススメのSAMSUNGのものではなく、ちょっと早まったかなぁ・・・と思わなくもなかったが、音楽・ビデオ等の遅延も感じられず、その他も特にトラブルも無い。
本体もカードも個体差はあるにせよ、一応相性は悪くない、と言っていい感じ。
【Amazon.co.jp限定】Transcend microSDXCカード 64GB Class10 UHS-I対応 400× (無期限保証) TS64GUSDU1PE (FFP)
- 出版社/メーカー: トランセンド・ジャパン
- 発売日: 2015/10/06
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とりあえず、今回はここまで。
Nuans Neo、Windows10 Mobileがもっとメジャーに、楽しくなりますように!